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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第4章 4
……どのくらい記憶がなくなっていただろうか。
起きると、隣に幸介の姿はなかった。
そういえば、昨日の夜から着衣を身につけてはいなかったから、昨日の夜に巻いていたバスタオルしか、身体に巻けそうにない。
下に落ちていたバスタオルを拾い、身体に巻き寝室を出る。
リビングで、読書している幸介を見つける。
幸介は、ちゃっかりと部屋着を着てる。
私の洋服は…
ぐるりと部屋を見回すと、シワにならないようにかちゃんとハンガーにかけてあった。
いそいそと、洋服に向かう。
ソファーの後ろを通り過ぎようとした時、ソファーから幸介が腕を掴んだ。
…えっと。
『お腹空かない?
ピザでも頼む?』
隣おいでと言わんばかりに、腕を引かれる。
『…あの、服…』
と、訴えると、
『今日は着なくていいじゃない?』
と、そのままソファーに導かれた。
…着なくてって。
『このまま、バスタオルってこと?』
『なんか着る?』
『着たいけど…』
『けど、着なくても平気。
…だよね?』
うーー、んーーー、少々の文句もなくはないけど。
幸介は『適当に頼むねー』と、ピザを注文していた。
起きると、隣に幸介の姿はなかった。
そういえば、昨日の夜から着衣を身につけてはいなかったから、昨日の夜に巻いていたバスタオルしか、身体に巻けそうにない。
下に落ちていたバスタオルを拾い、身体に巻き寝室を出る。
リビングで、読書している幸介を見つける。
幸介は、ちゃっかりと部屋着を着てる。
私の洋服は…
ぐるりと部屋を見回すと、シワにならないようにかちゃんとハンガーにかけてあった。
いそいそと、洋服に向かう。
ソファーの後ろを通り過ぎようとした時、ソファーから幸介が腕を掴んだ。
…えっと。
『お腹空かない?
ピザでも頼む?』
隣おいでと言わんばかりに、腕を引かれる。
『…あの、服…』
と、訴えると、
『今日は着なくていいじゃない?』
と、そのままソファーに導かれた。
…着なくてって。
『このまま、バスタオルってこと?』
『なんか着る?』
『着たいけど…』
『けど、着なくても平気。
…だよね?』
うーー、んーーー、少々の文句もなくはないけど。
幸介は『適当に頼むねー』と、ピザを注文していた。