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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第4章 4
程なくして、届いたピザを二人で頬張る。
宅配ピザなんて凄く久しぶり。
『で…、なんで私だけこんな格好?』
ピザを食べながら、自分の格好に違和感を覚える。
『すぐ、触れるように』
と、タオルの上から乳房を軽く触った。
『…もぅっ。
嫌だって言ったらどうするの?』
『本当に嫌そうなら、もう止めてる』
そういって、胸の前で軽く止めてあったタオルを解いた。
ハラリとタオルが落ちる。
『なっ!』
ピザを食べる手を止めて、再度バスタオルで身を包む。
『ほら、こういうイタズラもすぐできる。』
『…意地悪っ』
ははっと笑う幸介を、優しく睨んだ。
本当に嫌かと言われたら、多分嫌ではない。
恥ずかしいけど。
けど、その恥ずかしさにも、徐々に慣れつつある気がする。
いや、恥ずかしいけど。
…この葛藤はなんだろう。
けど、幸介になら…って思うところがあるのは感じていた。
『まだまだ全然足りないけどね』
『イタズラ?』
『諸々』
ふーんと言って、再びピザを頬張る。
何が?って聞こうと思ったけど、止めた。
…多分、聞かなくてもそのうち知ることになるだろうと思うし。
聞くことで、なんとなく自分が追い込まれるような気がしたから。
知りたい気持ちがないわけではない。
昨日から一緒に居て、色々な幸介を見て嫌だと思うどころか、沢山の側面が面白くてもっと知りたいと思っていたから。
私も、色々なところを見せちゃってる気がするから。
それでかな。
気張らなくて良いから、気が楽なのかも。
宅配ピザなんて凄く久しぶり。
『で…、なんで私だけこんな格好?』
ピザを食べながら、自分の格好に違和感を覚える。
『すぐ、触れるように』
と、タオルの上から乳房を軽く触った。
『…もぅっ。
嫌だって言ったらどうするの?』
『本当に嫌そうなら、もう止めてる』
そういって、胸の前で軽く止めてあったタオルを解いた。
ハラリとタオルが落ちる。
『なっ!』
ピザを食べる手を止めて、再度バスタオルで身を包む。
『ほら、こういうイタズラもすぐできる。』
『…意地悪っ』
ははっと笑う幸介を、優しく睨んだ。
本当に嫌かと言われたら、多分嫌ではない。
恥ずかしいけど。
けど、その恥ずかしさにも、徐々に慣れつつある気がする。
いや、恥ずかしいけど。
…この葛藤はなんだろう。
けど、幸介になら…って思うところがあるのは感じていた。
『まだまだ全然足りないけどね』
『イタズラ?』
『諸々』
ふーんと言って、再びピザを頬張る。
何が?って聞こうと思ったけど、止めた。
…多分、聞かなくてもそのうち知ることになるだろうと思うし。
聞くことで、なんとなく自分が追い込まれるような気がしたから。
知りたい気持ちがないわけではない。
昨日から一緒に居て、色々な幸介を見て嫌だと思うどころか、沢山の側面が面白くてもっと知りたいと思っていたから。
私も、色々なところを見せちゃってる気がするから。
それでかな。
気張らなくて良いから、気が楽なのかも。