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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第4章 4
脚がガクガクして、それでもお尻の中の指と、愛芽に当てられた指と、自分の腕とで必死で体重を支える。

『葵は、お尻でもイッちゃったんだね』

と、楽しそうに幸介が言った。
フルフルと首を必死に振るけれど、自分でも分かった。
…私、お尻でイッちゃったんだ。
恥ずかしくて、必死に首を振ったことを自分でも気付いていた。

『本当?じゃあ、もっと刺激しようか』

と、お尻に入れた指はそのままで、シャワーのお湯で、身体に残っていた泡を流していた。
その間も、少し指をクネらせたりして、小さく私の身体も反応する。
シャワーを止めると、更に脚を開かせて、空いた手を愛芽に添えたかと思うと、そのまま指を滑らせて蜜壺の中に一気に突っ込んだ。
そこは既に先ほどの快楽によって蜜が溜まっていたみたいで。

『んっ、あああぁっっっ…』

一気に迫る快楽に、私は悲鳴に近い声をあげた。

『やっ、やっ、やああぁっっ』

さっきよりも激しく快楽が襲う。
下を向き、半開きになった口からは涎が垂れていたけれど、そんなこと気にならないほど快楽に飲まれていた。

『うっ、あぁっ…あぁっ…』

身体中が熱くなる。
さっきなんかと比べるものにならないほど…

『いやっ…あぁっっ、イクっ、イクっ、
ィグぅぅぅっっっーっ』

と、自分でも信じられないような悲鳴を上げながら、今度は身体を支え切れず、そのままぐったりと膝から崩れ落ちた。

幸介が、ぐったりとして動けない私を抱きかかえ、ベッドへと移動する。
頭がぼーっとする。
幸介が、ぐったりとした私の頭を優しく撫でた。

『もっと、色々したいと言ったら引くのかな』

小さく囁く声がした気がした。
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