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私は夫以外の男のモノになった
第5章 教室3

その瞬間、私は徹君の涙を見た。
「徹君?」
「ああ、美月。君は最高だよ。」
徹君は腕を広げて、私をぎゅっと抱きしめた。
「こんなに嬉しい事はない。」
嬉しい事?私は徹君を引き離した。
「徹君……赤ちゃんは……」
「俺の子供だね。」
あまりにもシンプルに言われたから、嘘をつけなかった。
「夫の子供なの。」
すると徹君は、クスッと笑った。
「さすが美月。貞淑な妻を演じようとしているんだね。」
徹君は、私の髪をさらりと触った。
「徹君。」
「ん?」
「本当に夫の子供なの。」
徹君が無表情になる。
「ごめんなさい。」
居たたまれなくなって、私は徹君に背中を向けてそのまま立ち去ろうとした。
「徹君?」
「ああ、美月。君は最高だよ。」
徹君は腕を広げて、私をぎゅっと抱きしめた。
「こんなに嬉しい事はない。」
嬉しい事?私は徹君を引き離した。
「徹君……赤ちゃんは……」
「俺の子供だね。」
あまりにもシンプルに言われたから、嘘をつけなかった。
「夫の子供なの。」
すると徹君は、クスッと笑った。
「さすが美月。貞淑な妻を演じようとしているんだね。」
徹君は、私の髪をさらりと触った。
「徹君。」
「ん?」
「本当に夫の子供なの。」
徹君が無表情になる。
「ごめんなさい。」
居たたまれなくなって、私は徹君に背中を向けてそのまま立ち去ろうとした。

