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第2章 初体験

そうすると、僕のペニスは爆発を起こしたように朱音の身体の奥深くへと射精していった。
ペニスはドクンドクンと脈打っている。

朱音はエクスタシーを感じられなかったのか、ちょっと不満そうだったが僕の身体に自分の身体を重ねてくれた。

「ちょっと早かったけど、良かったよ…」

朱音はそう言ってくれた。
僕のペニスは爆発を起こすと直ぐに萎んでいった。

コンドームが朱音の身体の中に残らないようにそっとそれを抜いた。
コンドームの先端には僕の大量の精液が入っていた。

それをティッシュで丸めて朱音はゴミ箱に捨てた。
朱音は僕のペニスを口に含むと軽く舐めて精液を舌で拭ってくれる。

その気持ち良さにまた身体が震えるのを覚えた。

「また、したくなったらいつでも言ってね…」

僕はその言葉に返すことができなかった。
朱音との関係はこれ1度きりで終わったのだ。

僕は初体験の事を思い出すと春の甘酸っぱい苺を思い出していた。