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僕の麗子さん
第3章 逢瀬
「り、領くん、わ、私もよ…」
そう麗子さんが言い終わるかどうかの時だった。
僕のペニスがドクンドクンと脈打ち、精子を麗子さんの身体の奥深くへと暴発させた。
麗子さんの身体を抱きしめながら僕は射精をしたのだ。
「あぁ、…り、領くん、凄いわ…」
麗子さんは一言そう言うと膣を激しく痙攣させていた。
二度目のエクスタシーを感じていたのだ。
その時だった。
麗子さんの携帯のアラームが鳴ったのだ。
アラームの音が部屋に響いていた。
麗子さんは僕から身体を離して携帯に手を伸ばしアラームを止めた。
大量の僕の精子がシーツへと流れ出て行った。
麗子さんはティシュを取ると花弁に付いた精液を拭き取った。
ベッドから這い出ると麗子さんはランジェリーキャミソールの上からバスローブを羽織った。
「領くん、これから仕事の打ち合わせがあるの。シャワー使ってね。新しいバスタオルは出しておくからそれ、使って…」
そう言うと麗子さんは隣の部屋に行ってしまった。
僕はひとり取り残された。
これは、いつもの事だった。
僕はいつもこうしてひとり取り残されてしまうのだ。
もっと沢山麗子さんと一緒に居たいと僕はいつも思っていた。
部屋には眩しいくらいの西日が入ってきて僕を照らしていた。