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僕の麗子さん
第7章 喜び

その時だった。
ガレージの扉が開く音がした。

夫の聡が車で帰って来たのだ。
今日は出張で帰って来ないと言っていたではないか。

どうして、帰って来たのかわからなかった。
麗子さんも慌てている様だった。

「領くん、クローゼットに隠れて、早く!!」

麗子さんにそう言われて僕は慌ててベッドから飛び出るとクローゼットの中に入って息を殺した。

「麗子、居ないのか?麗子?」

夫の聡が1階のリビングからそう言ってくる。
僕は息を殺して隠れていた。

「あなた、ここにいるわ…」
「何だ、寝室にいたのか、探したじゃないか…」

「今日は泊まりじゃなかったの?」

「あぁ、仕事が直ぐに終わったんで、早く戻ったんだ、リビングにワイングラスがあったけど、誰かきていたのか?」

「え、ええ、亜希子が来ていたのよ」
「そうか、亜希子さんが来ていたのか…」

何故、麗子さんは母、亜希子の事を知っているのだろう、と僕は思った。

「ちょっとふたりで飲んでたの…」
「亜希子さんとは大学からの友達だもんな…」

え?亜希子と麗子さんは大学で友達だったのか?

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