この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の麗子さん
第11章 エピローグ

叔父はちょっと驚いている様だった。

「領くんに会えますか?」
「ええ、今、家の中で絵を描いてますよ…」

僕は麗子さんが今、この家の前に居る事など想像できないでいた。
ただ、麗子さんを想い、絵を描いているだけだった。

「さ、中に入ってください、領も喜ぶでしょう…」
「ありがとうございます…」

麗子さんは軽く叔父に頭を下げた。
正樹は気を効かせて外に居てくれている様だった。

麗子さんが、家のドアを開けた。
そして、家に入ってくる。

僕はそんなことを知らずにリビングで絵を描いていた。
麗子さんは、僕の居るリビングまで来た。

リビングには沢山の麗子さんの絵が置いてあった。
その絵を麗子さんは見ていた。

僕は人の気配に気づく。
正樹だと思ったのだ。

「叔父さん、もう薪割りは終わったの?僕、手伝うよ…」
そう言って、振り返った時だった。

麗子さんの姿が目の中に飛び込んできた。
僕は驚いて絵筆を床に落としてしまった。

麗子さんは僕を見つめてこういう。

「領くん、会いたかったわ…」

/78ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ