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待ち合わせは 初めてキスをした処
第2章 7週間
・・・進藤さんの家に行こう・・・ 頭の中で恵美が囁き

その日 放課後に進藤の家を訪ね 母親が出て来て 
啓子さんの事でと言うと 
首を傾げ 悲しそうな顔をして 客間へ案内された 

勇太は(恵美)座ると
啓子さんが ご両親に御免なさいと 言って欲しいと言われて 
伺いましたと切り出した

母親は訝し気な顔で勇太を見た

・・・お母さんは 信じられないかも知れませんが・・・ 
・・・私、女なんです・・・ 

恵美が言うと 母親は立ち上がり 
勇太へ帰って欲しいと 勇太の腕を取った

勇太は身じろぎして 2週間前 神社の下の道で 
車が歩道に入って女子高生が死んだのご存じですよね 
私、その時の女子高生なんです 

この人、私の恋人で 体に入る事出来るんで
こうして お話しているんです 
母親が腕を外し勇太を見た 恵美は頷いて

・・・10年前に啓子さん 学校の桜の木に・・・ 

母親は目に涙を浮かべ横を向いた
啓子さんとお話したら お父さんとお母さんに 
謝りたいと言われたので
こうして伺ったんです 

お母さんが毎日お線香を上げて頂いたおかげで 
受苦縛からは外れる事出来たのですが 
桜の木の精に 取り込まれて 
今は桜の木の中に居ます
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