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待ち合わせは 初めてキスをした処
第2章 7週間
昼休みに成り 弁当を食べ終わり 黙って前を見つめていると 
沙也と千鶴が教室へ連れだって入って来ると勇太の前に座り
 
・・恵美・・ 涙を浮かべて来た

・・恵美が死んで 3日目かな 夢に出て来たの 一緒に居て楽しかった・・

・・そう言ってくれて 素敵な彼氏見つけな そう言ってくれたの・・ 
沙也が涙ぐんで話した

・・私には 彼と別れろって酷い事言うのよ 恵美の焼きもちかな 
  私にそう言ったの・・ 
千鶴は憤慨したように言った

・・千鶴の彼 二股してるよ それ教えたつもりだったのに・・
頭の中で恵美が言った

・・千鶴の彼 二股してるって 恵美が言ってたよ 杉山先輩だろう 
  千鶴の彼?・・

勇太の言葉に 千鶴の顔が青ざめ 

・・何故? 知ってるの・・ 勇太を見つめた

・・恵美が教えてくれたよ・・ 勇太が答えると

・・私 誰にも話して居ないのに・・ 千鶴は 俯き呟いた

・・恵美 2人に幸せに成って貰いたいって 何時も言ってた・・
勇太は二人に向かい話し
沙也と千鶴の後ろで恵美が大きく頷くのが見えた
午後の授業が始まった時 頭の中で
恵美が大きな声を上げるのが聞こえ 
勇太はウトウトとした 頭を振り 顔を上げた 

・・・何、あの娘?・・・ 
・・・ちょっと行って来る・・・・ 
恵美が 勇太の体から離れる感覚が・・・ 

6時間目の授業の 途中で体が重くなった感覚が

・・勇太 聞いて 校庭の向こうの木が見える?・・・・

・・見えるよ・・・ 
学校のコンクリートの塀に沿って 桜の木が5本並んでいた

・・女の娘 見える?・・・ 
恵美の言葉に 目を凝らすが人影は見えなかった

・・見えない・・

・・見えないか 今ね女の娘と お話して来たの・・ 

・・恵美 話出来たの?・・ 
勇太は頭の中で会話しながら 桜の木に目を凝らした

「金子 話を聞いてるのか?」 
先生の言葉に慌てて 黒板に目を向けた

・・ゴメン 後で話す・・
恵美は 話を止め 意識を閉じ 
勇太は恵美を感じる事が出来なくなった
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