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待ち合わせは 初めてキスをした処
第2章 7週間
・・恵美!・・恵美!!・・授業終ったよ・・
勇太は必死で頭の中で 呼び続け

・・ゴメン 寝ちゃった・・ 
甘えた声で 恵美が目覚めた声を上げた

・・幽霊って 寝るの?・・ 勇太が聞くと

・・寝ない 生きてる時の癖 6限て私、
  何時もお昼寝に当ててたから 癖なの気にしないで・・

・・あのね 急に女の娘とか言われて 先生には怒られるし・・
少しムッとしながら考えると

目の前に 恵美が姿を現し 一緒に行こうと 
勇太に帰り支度を急かして来た
鞄を抱え 教室を出ようとすると 山口が声を掛けてきた

「帰るのか? 一緒に帰ろう」 
勇太は恵美を見ると 恵美が頷いた

千鶴と沙也と4人で 桜の木の脇を歩いた
桜の木は 校門から柵に沿って 5本並んでいて 
帰りに傍を通るからと 山口と肩を並べ校門へと向かい 
桜の木の下を通ったが 恵美の言う女の娘の姿は 見えなかった
自宅へ戻ると 

・・ねえ あの娘 悲しそうだったの・・ 
・・話しかけた時 何か話したそうだったの・・
・・夜 一緒に行こうよ ねえ・・ 
頭の中で恵美が話しかけて来る

・・・分かったよ・・ 
勇太は 晩御飯が終ると 山口の処へ行って来ると
自転車を漕ぎ学校へ向かった 桜の木の下に立つと 
体が軽くなり 恵美が抜けたのが分かる
桜の木の周りを 白い朧な影が舞うのを 勇太は感じた・・・

・・・帰ろう・・・
頭の中で恵美が囁き 体が重く成って来た

・・・恵美 重いよ・・・

・・・良いでしょう 幽霊は外を歩くと 体力消耗するの・・
・・勇太の中 暖かいから 良いでしょう・・・ 
自宅へ帰ると 恵美が体を抜けベッドに腰かけた
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