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第2章 再会

もう緊縛調教ショーを開催することはなかったが、リビングの隣の部屋は内輪の同好の士の集まり用にと、ちょっとした調教ルームになっていた。
防音設備、天井には梁を設えて何か所かフックが埋め込まれている。

「美鈴、いいんだね。私は美鈴の家庭を壊すつもりはない。だけどね、美鈴をまた私のものにしたいんだよ」

顔を真っ赤にしてうなづくと、私を見つめたままで服を脱いでいく。
こうなることを意識してか、少し際どい感じの上下お揃いの黒の下着。

「全部だ、全部脱げ。覚悟して来たんなら脱げるだろう」

以前のように命令口調になっても嫌な顔を見せない美鈴。
私から視線を逸らさずにブラジャーとショーツを脱いで全裸になる。