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蛇神様の花わずらい
第2章 巫女の一族
祭は一族の人間だけで行う閉じたものだった。

三月の終わり、禊を終えた美鎖は、巫女装束をまとって神輿に乗った。
男衆がそれを担いで山道を登って行く。

夜、月の明かりもない真っ暗な道に、一行が下げた提灯が揺れる。

行列は山の中腹にある社(ヤシロ)で止まった。

小さな社だった。
中には蛇神様の祭壇があるだけだ。

巫女装束の美鎖が中心となり、祈祷を行う。
それが終わると、美鎖以外の全員が下山していった。

これから三日間、美鎖は社にこもらなければならない。
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