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蛇神様の花わずらい
第9章 ホテルにて
「美鎖、あったかい。いい匂い……」

首筋で囁かれるとくすぐったい。

「美鎖の伴侶になれて良かった。大好き」

ベッドに倒れこむように押し倒された。

軽くついばむようなキスを繰り返して、穂波の手が美鎖のブラウスのボタンに触れる。

「あ、あの、お風呂に入ってから……」

「んー、我慢出来なくなっちゃった」

穂波はニッコリ笑って、自らも上に着ていた服を一度に脱ぎ捨てた。
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