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蛇神様の花わずらい
第10章 暗夜とおうちデート
暗夜の顔が苦しげに歪められる。

次の瞬間には唇を塞がれていた。

さっき美鎖のお腹が鳴ったせいで中断されていた行為が、今度は何の邪魔もされずに続けられる。

「はぁっ……」

「風呂入るっつったのは、おまえだからな」

暗夜は美鎖の体を軽々と抱き上げた。

「きゃっ!」

「思わせ振りなことばっかり言うおまえが悪い」

そのまま、二人は風呂場へ入った。
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