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蛇神様の花わずらい
第5章 初夜 3
「おまえ、えげつないことすんなよ」

暗夜の言葉に、穂波は無邪気に首を傾げる。

「んー? でも美鎖は喜んでるみたいだよ?」

達したばかりの体はまだ熱を持っている。
快楽の火種がおさまる暇も与えられず、美鎖は絶頂に近い場所で追い上げられ続ける。

「やっ、もぉゆるしっ、ひぃんっ!」

剥き出しの神経を刺激されて、膝がガクガクと震える。

「これ、気持ちいー?」

穂波がニコニコと顔を覗きこんでくる。
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