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プレイボーイの憂鬱
第3章 古いピアス
昨日の夜、名前も覚えられないような女を久しぶりに抱いて
無理やりスマホに入れられたアドレスを削除しようと
家へ帰る途中に操作しながら歩いていると

「潤」

と、俺を呼ぶ声がして
俺は一瞬動けなかった。

俺を名前で呼ぶ女。
その声だけで誰だかわかる女。

アドレナリンが駆け巡る。

落ち着け。俺・・・

「潤」

2度目に呼ばれてゆっくりと
声のした方を振り向いた。

「潤。ただいま」


3年前。
俺の前から突然姿を消した女が・・・
初めて愛した女が
目の前に立っていた。

「千明」

絞り出すように
発した声を千明は聞き分けると
俺が愛してやまなかった笑顔で
俺に近づいてきた。

「ただいま。潤」





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