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第4章 決着

言葉では後でゆっくり謝ろう。
俺がどんなに大事に思っているのか
俺が忘れようとして忘れられなかったのか
加奈に体で教えてあげる。

「加奈・・・」

優しく抱きしめて
舌を口に割り込ませる
お互いの唾液を貪り合って唇を離すと
透明な糸がツーと引いた。

真っ赤に腫れた唇が妙にそそる。

そのまま首筋にキスを繰り返して
ブラの上から乳首をつまんだ。

「んぁ・・・」

その声すら食べてしまいたい。

我慢ができなくて
ブラをホックを外し洋服をめくり上げる
ツンとたった乳首が舐めてほしそうに俺の目の前でちらつく。

ゆっくりと親指で弄ぶと
加奈の息が荒くなる。

「はぁ・・ぁ・・吉岡せんぱ・・・」

まだ先輩と呼ぶその声に若干の怒りを含んで
じっと加奈の目を見ながら
両手で両乳首をこね回す。

「せんぱ・・・ぃ」

「なに？」

どうして欲しいか言ってみろ。