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プレイボーイの憂鬱
第1章 ため息1つ
「おじゃまします~」
翌日、昼休みに本当に俺の部屋に来た加奈ちゃんは
なんの警戒心もなく
俺のあとについて部屋に入ってきた。
その場でさっと作ったパスタを
美味しい・美味しいと食べる加奈ちゃんを
半分兄のようにそんな清らかな気持ちで(ウソ)
眺めている。
もちろんほかの男に譲る気持ちなんか
びた一文もないけれど
彼女のペースでいいかな
なんて考えている俺が居る。
「加奈ちゃん。ランチのご褒美が欲しいんだけど」
「いいですよ。こんなに美味しいのがさっと作れる吉岡先輩にご褒美ですね!
何ですか?肩もみですか?
レポート集めですか?ノートの膨大な量のコピーですか?」
俺・・・
君の中でどんなイメージだよ?
「ちゅーして」
え・・・?
また、俺の考えもしなかったヘンテコリンな返答だろうと
タカをくくっていた俺の意表をついて
加奈ちゃんは真っ赤になってしまった。
「ちゅ・ちゅーですか?」
おぉ~
初めての加奈ちゃんの反応に
小さな感動を覚える。
もしかして俺を男だと認識しだしたか?
「そうだよ。はやく」
翌日、昼休みに本当に俺の部屋に来た加奈ちゃんは
なんの警戒心もなく
俺のあとについて部屋に入ってきた。
その場でさっと作ったパスタを
美味しい・美味しいと食べる加奈ちゃんを
半分兄のようにそんな清らかな気持ちで(ウソ)
眺めている。
もちろんほかの男に譲る気持ちなんか
びた一文もないけれど
彼女のペースでいいかな
なんて考えている俺が居る。
「加奈ちゃん。ランチのご褒美が欲しいんだけど」
「いいですよ。こんなに美味しいのがさっと作れる吉岡先輩にご褒美ですね!
何ですか?肩もみですか?
レポート集めですか?ノートの膨大な量のコピーですか?」
俺・・・
君の中でどんなイメージだよ?
「ちゅーして」
え・・・?
また、俺の考えもしなかったヘンテコリンな返答だろうと
タカをくくっていた俺の意表をついて
加奈ちゃんは真っ赤になってしまった。
「ちゅ・ちゅーですか?」
おぉ~
初めての加奈ちゃんの反応に
小さな感動を覚える。
もしかして俺を男だと認識しだしたか?
「そうだよ。はやく」