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プレイボーイの憂鬱
第1章 ため息1つ
目をつぶって
加奈ちゃんの唇が俺の唇に触れるのをそっと待つ。
おいおい・・・
ドキドキしてきた。
童貞を捨てたあの頃から
女に不自由したことなんかただの1回もなかった。
女は寄ってくるもんだと思ってた。
女は自分から服を脱ぐもんなんだと思ってた。
そんな俺が、一人の子のキス待ちで
目をつぶってドキドキしてるなんて
3ヶ月前の俺が聞いたら
笑い飛ばすかもしれない。
「ちゅっ」
軽いリップ音と共に感じた感触は
唇じゃなくて頬だった。
俺は自分の頬を手のひらで抑え
自分の顔が真っ赤になっていくのを感じた。
チェリーボーイか!
自分自身の反応にため息が出た昼過ぎだった。
加奈ちゃんの唇が俺の唇に触れるのをそっと待つ。
おいおい・・・
ドキドキしてきた。
童貞を捨てたあの頃から
女に不自由したことなんかただの1回もなかった。
女は寄ってくるもんだと思ってた。
女は自分から服を脱ぐもんなんだと思ってた。
そんな俺が、一人の子のキス待ちで
目をつぶってドキドキしてるなんて
3ヶ月前の俺が聞いたら
笑い飛ばすかもしれない。
「ちゅっ」
軽いリップ音と共に感じた感触は
唇じゃなくて頬だった。
俺は自分の頬を手のひらで抑え
自分の顔が真っ赤になっていくのを感じた。
チェリーボーイか!
自分自身の反応にため息が出た昼過ぎだった。