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僕の彼女はデレ属性持ちのチョロカノ(チョロい彼女)です
第2章 クーデレ彼女(みつき クーデレJK 18才)と体育の先生
俺のクラスの片岡 実月は
地味で口数も少なく
「お前、居たのか?!」と
思うくらい静かな子だった
教師としては、まだまだ青く
先輩教師に、今どきの子供は
冷めた子が多いから
熱すぎても伝わらないよ
と、釘をさされた事も有る
あの時、こうしておけば……
という後悔は有るが……
俺は今、すごく幸せだ……
「片岡っ!!
頼むから話しを聞いてくれっ!!」
(あーー………
本当にダルイ……
いつまでも追いかけて来ないでよ)
みつきはピタッと止まると
急に後ろを振り向いた
そして担任教師を、キッと
睨みつける
「先生…私これから…
図書委員の仕事が有りますので…
図書室の前では、お静かに……」
そういうと自分の真横の
図書室を指差した
青野が図書室を見て
「あ…」と口をつぐんだ隙に
パタンっと、図書室の中に
入ってしまった…
図書室の中には
担当の職員が居るので追いかけられない
(今日は、ここまでか……)
青野は、しょんぼりしながら
職員室に戻って行った
実は青野は、みつきに
熱烈なアプローチを繰り返している
みつきは相手にもしていないが…
アプローチと言っても
教師が生徒に対する感情で
だ
青野は、どうしても
みつきが心配だった