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僕の彼女はデレ属性持ちのチョロカノ(チョロい彼女)です
第2章 クーデレ彼女(みつき クーデレJK 18才)と体育の先生
片岡は真面目な生徒だったが
体育だけは、いつも見学している
いつも体育の前になると
具合が悪いと言い出す
だが、体育が終わると
残りの授業には、きちんと出ている
親御さんに体が弱いのかと
質問したら
「悪い所は無く至って健康なはずです」
との回答だった
もしや、他の生徒に嫌がらせを
受けていて自らの身を
守っているのか?
担任として、
きちんと話したいと思い
彼女に声を掛け続けたが
いつも逃げられる……
そんな日々が続く中
体育の授業中に片岡が倒れた
見学していたはずだが
真夏なのに
長袖のジャージを着ていた
恐らく熱中症だろう
俺は片岡を抱きかかえ
保健室へと急いだ
保健室の中はエアコンが
効いていて涼しい
俺は片岡をベッドに寝かせると
保健室の冷蔵庫から
熱中症対策水を出して
ベッドサイドのテーブルに置く
(そうだ、氷嚢が有れば冷やさないと)
そう思い冷蔵庫に向かおうと
した時に彼女が声を発した
「先生…お水飲みたい……」
(クラクラして飲めないのか…)
「あぁ、手伝うよ」
そういうとベッドの脇まで近付く
「起きれ…ない…」
片岡の背中に右腕を差し込み
彼女を直角にならないぐらい、
ゆったりした高さに抱き起こす
左手でペットボトルの蓋を開けて
彼女の口元に近付けて口に少し
流し込む、
彼女の口元から液体が
ツーーーーーっと流れて
首筋を伝って消えた
「うまく…飲めない…」
「こういう時は…えぇと……」
保健の先生を呼びに……と
考えていたら
唇に、ふにっとしたものが当たる
片岡の指だ
「ここ…使えば…飲めるかも…」
地味な生徒だと思っていた
彼女の瞳が、艶っぽく
妙に色気を感じる
「いや…それじゃ…口移し………」
「センセイ………ハヤク………………」