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ある主婦のクリスマスイブ…
第1章 クリスマスイブは日曜日…
 7

「じゃあさぁ、クリスマスイブの日は一緒に仕事して、祐輔くんのアパートでささやかにパーティーしようか?」

 そう、わたしが提案すると…

「はい、そうしましょう、よかったっす…
 去年のクリスマスイブはやっぱりバイトして、そして一人でから揚げ弁当食ったんすよ」

「あら、そうなのぉ…」

「はい、寂しいクリスマスイブでした」

 でもモテなそうには感じないのだが…

「あ、お願いがあるんす…」

「え、なに、プレゼント欲しいの?」

「あ、はい、欲しいっす」

 何だろう?

「あのぉ、ミニスカサンタのコスプレして欲しいんす…
 そして白いストッキング穿いて…」

「え、ミニスカサンタぁ?」
 
「は、はい、夢なんすよ、ミニスカサンタに白いストッキング…」
 そう、祐輔くんもストッキングフェチだったのだ。

 いつもファミレスの仕事中は、わたしのストッキング脚をガン見してきていた…

「うん、いいけど、そんなんでいいの?」

「いやぁ、最高のクリスマスプレゼントっすよぉ…」
 
「そうなんだぁ…」

「それより、俺とクリスマスイブを過ごしちゃって、お子さんと旦那さんにはいいんすか?」

「うん、大丈夫よ…
 帰ってからちゃんと家族で過ごすからぁ…
 それにケーキにチキンもちゃんと予約してあるからさぁ…」

「そう…なんだか妬けるなぁ…」

「あら、妬けるなんて嬉しいわぁ…
 あ、そうだ、祐輔くんにミニスカサンタで抱かれたら、そのままウチでもミニスカサンタのコスプレしちゃおっかなぁ…」

「えっ、そ、それは…」
 
「だってぇ…」

 祐輔くんに抱かれた後に、また旦那に抱かれるのは…

 その背徳感に…

 心が最高に痺れ…

 そのジリジリとした思いが…

 いや、その思いだけでもイッてしまう位に昂ぶってしまっていたのだ…

 だが…

 さすがにそれは…

 彼には言えない。

 そしてそのジリジリとした背徳感が、わたしの心の刺激的なスパイスとなり…

 新たな夫婦生活が…

 わたし的に…

 盛り上ってきていたのである。


「だってぇ、ミニスカサンタのコスプレは、娘が喜ぶかなぁってねぇ…」



 そんな、ある主婦の…

 日曜日のクリスマスイブの…

 小さなお話しである…

  
           Fin~♪
 



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