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【幼女レイプ】黒いバッジ
第1章 黒いバッジ
「あんたのダンナはタンシンフニン中だったわね。」
「はい。」
「たしか、インドにいると言うたわね。」
「はい。」
「なんでダンナと一緒にインドに行かなかったのよ!?」
「だから、実家の両親が行くなと言うたから…」
「だからあんたは『井の中のカワズ』よ!!」
「それはどう言う意味ですか!?」
「あんたはカエルの娘だからなにやってもだめなのよ!!」

ひどい…

あんまりだわ…

マヤは、全身をブルブルと震わせながら悲しんだ。

女性従業員さんは、さらにどぎつい言葉でマヤを攻撃した。

「あんたがいたコーコーは、国際コースがあったよね…なんで国際コースに行かなかったのよ…」
「だから、おとーさんとおかーさんが…」
「そう言うことばかりを言うからあんたはダメになったのよ!!…あんたの親がカエルと言うことは、あんたの親類縁者たちもカエルよ!!」
「それはどう言うことですか!?」
「やかましいカエル!!…あんたみたいな人間がいるから職場《ここ》の雰囲気が悪くなったのよ!!どうしてくれるのよ!!」
「キーッ!!」

(ドカッ!!)

思い切りブチ切れたマヤは、女性従業員さんの頭をかたいもので殴りつけて倒したあとものでボコボコに殴りつけた。

それから数時間後であった。

職場放棄をしたマヤは、家に帰って来た。

ところ変わって、家の脱衣場兼洗面所にて…

マヤは、洗濯カゴの近くにしゅんすけが使っていたスイミングスクールのカバンを手に取った。

マヤがスイミングスクールのカバンのファスナーをあけた時であった。

カバンの中にグチョグチョに汚れた女の子が着るワンピの水着入っているビニール袋を見つけた。

それを見たマヤは、顔が真っ青になった。

なんで…

なんでしゅんちゃんが使っていたスイミングスクールのカバンに…

女の子の水着が入っていたのよ…

たいへんだ…

知らせなきゃ…

スイミングスクールに知らせなきゃ…

水着の持ち主が困っているから…

早く知らせなきゃ…

マヤは、大急ぎでスマホを取り出したあとラインの通話アプリをひらいた。

しかし…

電話をかけることができなかった。

マヤは、ひどくおびえまくった。
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