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続々ストリート・キス
第1章 続々ストリート・キス
彼女の「ねえ」はヤバいなと思った。あの声で「ねえ」なんて言われると、下半身が痺れるというか、僕の中の雄(オス)がいつもズクンと疼くのだ。
そんな土曜日の残りの時間を彼女のことを考えながらダラダラ過ごした。一夜明けて日曜日。今度は僕から彼女へ電話をかけてみようと思い立った。だが、小学生のお子さんがいる主婦のスマホへ日曜日に電話をするにあたり、いったいどの時間帯に電話したら失礼にならないか見当もつかない。それに、昨日の電話では彼女はあんな言い方をしていたけれど、そもそも僕の方から電話しても大丈夫なのかわからない。
…あ、でも僕は彼女の同僚だしな。仕事の件でで電話するのは別におかしくはないか。しかし電話する実際の理由はぜんぜん仕事とは関係ないしな。それに僕たちの仕事の内容は、わざわざ日曜日に電話しなきゃならないほどの緊急性はないよな。それは彼女のご主人も知っているんじゃないかな。だったら僕が彼女に電話してその場にご主人がいたりしたら怪しまれるんじゃないかな。
こんなことなら彼女のメアドとかLINEのIDも聞いておくべきだった。
そんな土曜日の残りの時間を彼女のことを考えながらダラダラ過ごした。一夜明けて日曜日。今度は僕から彼女へ電話をかけてみようと思い立った。だが、小学生のお子さんがいる主婦のスマホへ日曜日に電話をするにあたり、いったいどの時間帯に電話したら失礼にならないか見当もつかない。それに、昨日の電話では彼女はあんな言い方をしていたけれど、そもそも僕の方から電話しても大丈夫なのかわからない。
…あ、でも僕は彼女の同僚だしな。仕事の件でで電話するのは別におかしくはないか。しかし電話する実際の理由はぜんぜん仕事とは関係ないしな。それに僕たちの仕事の内容は、わざわざ日曜日に電話しなきゃならないほどの緊急性はないよな。それは彼女のご主人も知っているんじゃないかな。だったら僕が彼女に電話してその場にご主人がいたりしたら怪しまれるんじゃないかな。
こんなことなら彼女のメアドとかLINEのIDも聞いておくべきだった。