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続 ある主婦のクリスマスイブ…
第1章 日曜日はクリスマスイブ…
 9

「あんっ、いやん、きゃあぁぁ」
 わたし達はお互いにケーキの生クリームを塗り合いし、舐め合っていた。

『あのぉ、もう一つお願いが…』

 さっきの祐輔くんのもう一つお願い…
 それが、この生クリームの舐め合いプレイであったのだ。

「じゃあ今度はわたしねぇ…
 ほらぁ、フランクフルトの生クリーム和えぇ…
 さあ、食べちゃうぞぉ…」
 それは本当に愉しい時間であった。

 こんな愉しくて、楽しい、クリスマスイブの時間を過ごせるなんて…
 過去を顧みても初めてかもしれないくらいにワクワクしていた。

 そしてこの愉しい、楽しい時間を感じれば感じるほどに…

 今、この時間に、娘と二人で自宅でわたしの帰りを待っている旦那に対する罪悪感が…
 どんどんと、ヒリヒリと、ジリジリと高まり、昂ぶっていくのである。

 そしてこの罪悪感の昂ぶりが…

 このヒリヒリ、ジリジリ感が…

 この後の…

 今夜の娘と過ごす時間の… 
 
 旦那と過ごす夜の…

 昂ぶるスパイスとなるのだ…

 そして生クリーム舐め合いプレイからの正常位の激しいセックスに…

「ああっ、んんっ、ゆ、祐輔くぅん…
 あっ、っくうぅぅ……」
 わたしはまた激しく絶頂し、彼はまた中で果てた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

「ふうぅ、ま、また、出しちゃいましたけど…」

「うん、構わないわよ、わたしが望んだんだし…
 それより…」
 そう、お互いの全身が、全身から、生クリームの甘い香りが漂ってきていた。

「あら、もうこんな時間だわ」
 時刻は午後6時を過ぎていた。

「愉しい時間はあっという間ね」

「あ、うん…」

 すると祐輔くんが、グイっとわたしを抱き締めてきて… 

「まだ、帰したくない……な…」
 と、呟いてきたのだ。

「うん…わたしも…」
 そしてお互い見つめ合う。

「……でも、帰るね…」

「え…」

「うん、帰るわよ、だって娘が待ってるもん」

「旦那さんも…ですよね…」

「うん、そうね…
 今夜は、帰ってから…旦那とスるの」

「え…」
 わたしはわざと、そう言ったのだ。

「うん、このミニスカサンタでね…」

「そ、そんな…」




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