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禁愛
第4章 想い
翌朝、優は出張へと出かけて行った。

栞奈は、何かスッキリしない…。

『優…私はもっと愛してほしいよぉ…』

先日、優の部屋で見つけたDVDを思い出す…。

「今日も、自分でスッキリしよう…」

寝室へ行き、DVDを再生させる…。

「この前とは違う所見て見よう・・・・」

7個ある項目から、3番目を選び再生ボタンを押すと、

女性が分娩台のような椅子に思い切り足を広げ拘束されていた。

この状態を見るだけで栞奈の下半身は少し疼く…

しばらく見ていると、自然と栞奈の手は自分のグチョグチョになった秘部を

擦っていた。

「あっ…」

声を漏らし、指は早くなる。

次第に中から溢れ出し、指は更に激しくなる…。

「んぁっあん!あーーっきもちいいーーっ」

栞奈の声も大きくなり、体もビクビクしていく。

「もうっイク!イッチャウよぉーーー!イクー!っっ」

大きく背中を反らせ栞奈は絶頂に達した。

「はぁ・・・はぁ・・・」

イッタ栞奈は、仰向けになり天井をぼーっと眺めながら放心状態になっていた。

少し横になり、優との性生活の事を考える…。

『優は、私がイッてると思ってんだろうな…もっとして欲しいけど…
 淫乱だと思われるのも嫌だし…でも、毎回こんなんじゃ…満たされなくなっちゃうよ…』

そんな事を考えていると…

ピンポーン♪

玄関のインターホンが鳴った。

栞奈は慌てて、下着を付け着替えて玄関に向かった。

「はーーい、どちら様ですかぁ?」

「私ぃー!和歌子ーー」

玄関のドアを開け、和歌子をリビングに通す。

「栞奈、寝起き?」

「えっ??」

栞奈は慌てて、首を横に振った。

「コーヒーで良いかな?」

「うん!ありがとう」

キッチンへ向かいコーヒーを煎れる。

『危ない…和歌子は何か鋭いからなぁ』

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