この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁愛
第4章 想い
リビングに戻ると、和歌子はメールを打っていた。
「今日、仕事は?」
「今日は、さぼっちゃった…っていうのは嘘!今日から内装工事だから
旦那が行ってるの」
「そうなんだぁ」
しばらく、和歌子の仕事の愚痴を聞き時間は過ぎて行った。
「そう言えば!同窓会どうだった?」
「えっ?」
急に聞かれ…栞奈は亨との事を思い出してしまい、少し動揺した。
「楽しかったわよ、懐かしかったし」
そんな動揺を隠すかのように、楽しそうに返したが勘が鋭い和歌子には
通用しなかった。
「もしかして、何かあったの?」
「ううん…何にもないよ…」
「ふーん」
和歌子はそれ以上は聞かなかったが何かを悟ったかの様な表情を見せた。
「和歌子こそ!彼とどうなの?ばれたりしてない?」
「刺激的よーこの前は…倉庫でしっちゃった、バレてないわ!旦那ともちゃんとしてるしね」
「倉庫???」
「うん、しかも営業中にね!ハラハラ感がたまんないのよね!」
和歌子は楽しそうに話ている、
「和歌子、旦那さんじゃ物足りないの?」
「最近は、仕事忙しくて求めてきてくれないし、求めてきても、事務的っていう感じかな」
「そうなんだ…」
「でも、今は満たしてくれる人が居るから満足よ!家庭を壊す気はないしね!」
自分と和歌子を重ねて考えてしまい、栞奈は少し俯いた。
「何よ?どうしたの?」
「ううん!何でもないわよ!」
笑顔でごまかしたが、なぜか泣きそうになってしまった。
必死で涙をこらえ…
「コーヒーもう一杯煎れてくるね」
栞奈は笑顔で耐え、キッチンに向かった。
『なんで、泣きそうになるの?優には満足してるじゃない!愛してるし』
そんな、栞奈を和歌子は心配したが、何かあったら自分から話すだろうと
それ以上追及はしなかった。
「今日、仕事は?」
「今日は、さぼっちゃった…っていうのは嘘!今日から内装工事だから
旦那が行ってるの」
「そうなんだぁ」
しばらく、和歌子の仕事の愚痴を聞き時間は過ぎて行った。
「そう言えば!同窓会どうだった?」
「えっ?」
急に聞かれ…栞奈は亨との事を思い出してしまい、少し動揺した。
「楽しかったわよ、懐かしかったし」
そんな動揺を隠すかのように、楽しそうに返したが勘が鋭い和歌子には
通用しなかった。
「もしかして、何かあったの?」
「ううん…何にもないよ…」
「ふーん」
和歌子はそれ以上は聞かなかったが何かを悟ったかの様な表情を見せた。
「和歌子こそ!彼とどうなの?ばれたりしてない?」
「刺激的よーこの前は…倉庫でしっちゃった、バレてないわ!旦那ともちゃんとしてるしね」
「倉庫???」
「うん、しかも営業中にね!ハラハラ感がたまんないのよね!」
和歌子は楽しそうに話ている、
「和歌子、旦那さんじゃ物足りないの?」
「最近は、仕事忙しくて求めてきてくれないし、求めてきても、事務的っていう感じかな」
「そうなんだ…」
「でも、今は満たしてくれる人が居るから満足よ!家庭を壊す気はないしね!」
自分と和歌子を重ねて考えてしまい、栞奈は少し俯いた。
「何よ?どうしたの?」
「ううん!何でもないわよ!」
笑顔でごまかしたが、なぜか泣きそうになってしまった。
必死で涙をこらえ…
「コーヒーもう一杯煎れてくるね」
栞奈は笑顔で耐え、キッチンに向かった。
『なんで、泣きそうになるの?優には満足してるじゃない!愛してるし』
そんな、栞奈を和歌子は心配したが、何かあったら自分から話すだろうと
それ以上追及はしなかった。