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ビッチ女のクリスマス…
第1章 12月23、24、25日の三日間…
 9

「ん…」
 唇が重なり、ゆっくりとビッケの舌先が、入ってきた。

 キスだけなら…

 キスだけよ…

 だけどもちろんキスだけて治まる筈もなく、ビッケの手が胸に触れてくる。

「んん…」
 わたしは唇を重ねながら少し抵抗し、胸をまさぐってくるビッケの腕を掴む。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 だが彼はそんな弱々しいわたしの手を無視し、舌先を絡め吸いながら、更に胸に触れ、いや、軽く揉んでくる。

「ぁ…んん…」
 わたしは胸は…
 さほど敏感では無い。
 
 全く感じ無いわけではないが、衣服の上からや、ブラジャーの上からだとスルーできるのだが…
 実はキスには弱いのだ。

 キスには敏感に感じてしまう…

 舌先を吸われ、挿入れられ、舌先を絡められてしまうと、まるでわたし自身の想いが吸い取られ、逆に相手の想いが流れ込んでくる感覚になってしまい…
 心が蕩け、融ろけてしまう様な昂ぶりを感じてしまうのである。

 だから、この、ビッケのキスにも…

 彼自身のわたしに対する熱い想いが流れ込んでくる様な感じになり…
 段々と、徐々に、昂ぶりが疼き始めてしまっていた。

 だが、現実に、わたしは生理なのである…
 生理中のセックスはしたくはないし、例え昂ぶってしまったとしても、ソロ活動でもしたくはない。

 だから、彼を止めなくては…

 それに彼自身もこれ以上になると治まり切れなくなってしまうだろうし…

「んっ、あっ…やっ…」
 彼の腕をギュッと掴み、わたしの強い想いの意思を伝える。

 すると…

「う、ぁ、はふぅ…」
 ビッケはそう吐息を漏らしながら、唇を離す。

「……んん、もう……」
 だけど怒っている訳ではない。

「ぁ、す、すいません……つ、つい…」
 バツ悪そうな顔をしながらそう謝ってきた。

「もぉダメよ、何をしたってヤらないから…
 諦めなさい…」
 だが、目は笑っているはずだ。

「とりあえずコーヒー煎れるから、それ飲んで大人しく帰りなさいね」

「ふぁぁい…」
 ビッケはそんなかわいい返事をしてきた。

 こんなところが、わたしの心を揺らしてくるのだ…


「はぁ、美味しいっす」
 そしてビッケはコーヒーを一口飲み、ようやく落ち着いたみたい…





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