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ビッチ女のクリスマス…
第1章 12月23、24、25日の三日間…
 12

 関東U15クラブチームクリスマスカップバスケットボール大会
 12月23、24、25日の三日間…

 わたしは大学三年春での再起不能の怪我をするまでは、U12カテゴリーからU20カテゴリーまで全日本選手としてずうっと選出されていたし…

 紆余曲折を経て、母校である某私立高校バスケットボール部の監督として約八年間指導し、その内、全国ベスト4を二回、ベスト8も二回等々、そこそこの実績を収めていた元高校バスケットボール指導者であったから…
 このクリスマスカップ大会参加出場チームの指導者達からは、まあまあ有名であった。

 それに高校、大学時代の前後の先輩、後輩の何人かが指導者として来ていたから、懐かしさもあり…
 いや、わたし的には楽しい大会となっていた。

 そして大会初日の夜は、宿泊ホテル内で指導者達による交流会を兼ねた懇親会も開かれた…

「あぁみっき、久しぶりね」

「みっき先輩、お久しぶりです…」

 昔からのバスケ関係の知人は皆わたしのことを…

 美紀谷悠里(みきたにゆり)から…
『みっき』と呼ぶ…

 懐かしい面々が三人いた。

 その中でも大学時代の一つ後輩の…
『みー』こと、三矢奈美が…

「みっき先輩、懇親会終わったら少し出掛けませんか?」
 と、誘ってきて、二人で出掛けた。

 そして二人で…
『恵比寿ガーデンプレイス』
 の、クリスマスツリーを見に来た。

「うわぁ…」

「きゃあ、綺麗ぃ…」

 そして二人で写真を撮り…

 お互いにLINEで『みー』は旦那様に、わたしは…

「みっき先輩は誰に送ったんですか?
 彼氏さんですか?」

「え、あ、うん、そんなとこね」
 と、ビッケに送った。

「今回は旦那さんは息子とお留守番なんですぅ」

「そうなんだぁ…」

 一つ後輩の36歳…
 わたしも普通ならば結婚して子供の一人や二人いる年齢なんだ。

「みっき先輩は独身でいいなぁ」

「え、そんなことないわよ」

「そうですかぁ、で、彼氏さんはおいくつなんですか?」

「え、あ…
 う、うん、さ、35歳なの…」

「きゃあ、二つ年下なんですねぇ、いいなぁ」

 さすがに28歳なんて…
 本当の事は言えなかった。

 しかもセフレで…

 ビッケだなんて…




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