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ビッチ女のクリスマス…
第1章 12月23、24、25日の三日間…
 20

 彩ちゃんに焼いて貰ったローストチキンを食べ…

 ケーキを食べ…

 シャンパンを味わう…

「こんなクリスマスなんていつ以来かなぁ?」
 つい、言葉に漏れてしまう。

「そ、そうなんすか?」

「うん、そうなんす」

「いや…ぼ、僕は…大学3年が最後かな…」

「ふーん…
 わたしはいつかなぁ?」

 最後は…

 あの男…だけど、飲食店経営者だったからこうしたクリスマスを祝った事は無かった…
 
 そして、結局は不倫だったから…

 確かに奥さまとは別れてはいたのだが…
 内縁的な女の存在があったから、結局は不倫と変わらない…

「あまりさぁ、クリスマスなんていい思い出ないし…
 良い思い出なんてさぁ、子供の時までかなぁ?」

 去年は酔い潰れ、ヤリ逃げされたし…

 所詮、ビッチな事ばかりだ…

「ぼ、僕は、今年が、今回が最高っす」

「あら…」
 嬉しい言葉を言ってくる、いや、言ってくれる。

 さすがビッケだ、かわいい…

 そしてさっきからずうっと…

 わたしのストッキング脚の…

 黒いストッキング脚の爪先も…

 ガン見してきていた。

 そこでわたしは、不意に、爪先をクイッと持ち上げ…

「ふ、相変わらず変態クンだね」

「あ、い、いや…」

 そう呟き、和哉くん、ビッケの顔を覗く…

「あ、い、いや、黒いストッキングなんて初めてかなぁって…」

「うん、そうかもね、普段はあまり穿かないし」

「そ、そうなんすか」

「うん…あ、これも…
 この黒いストッキングもさぁ…」

 キミへのプレゼントだよ…


「えっ、ぷ、プレゼントって?」
 驚いた声を上げてきた。

「うふふ、うん、プレゼントよ…」

 そう、きっと最高のプレゼントには、違いないかも…

「…………」
 意味が分からないだろうが、期待に目を輝かせてくる。

「あ、そういえば…
 お預けの約束、ちゃんと守ってきてるよねぇ…」
 
 お預けの約束…

 それは生理中の約一週間の…

 オナニー禁止命令だ…

「あ、はい、もちろんす…
 ちゃんと守ってるっす…
 で、でも昨夜はキツかったすけど…」

 昨夜…

 それは豊洲エリアでの煌びやかな、綺麗な、夜景にお互いに心をときめかせた夜のこと…

 多分、わたしだって生理じゃなければ、ソロ活動をしていたかもしれない…



 
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