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ビッチ女のクリスマス…
第1章 12月23、24、25日の三日間…
 39

 わたしがこれほど感じたのはいつ以来だろうか?…

 そんな想いが湧くほどに…

 それ程に…

 ビッケとは相性が良いのだろうか?…


 嬉しいのだが…

 いや、凄く嬉しいのだが…

 反面、恐い。

 この先、離れられなくなってしまうかもしれない…
 恐い想い。

 セフレであり…

 ビッケなのに…

 これじゃ、この先、割り切れた関係になれなくなってしまうかもしれない…
 恐さが過る。

「ああ、嬉しいっす…
 悠里さんにそんな事を言って貰えるなんてぇ…」
 そんなわたしの複雑な戸惑いの想いとは対照的に、ビッケは嬉しそうに言ってきた。

「え、あ、うん、だって…
 なんか凄いんだもん、凄く感じちゃってさぁ…」

「あぁ、うん、それはさっきぃ、あんな感じで、あんなに沢山出して貰えたからっすよぉ」
 と、さっきわたしが、さんざん弄り、ビッケを射精させた事を言ってくる。

 そうかもしれないが、なんとなく、それだけでは無いのだ…
 さっきも、ふと浮かんだのだが、わたしてビッケは相性が良いのだ、いや良過ぎるのかもしれない。

「あぁ、ゆ、悠里さん…
 好きっす、大好きっす…」

 するとビッケはまた、大好き攻撃をしながらわたしの上になり…
 キスをしつくる。

 この大好き攻撃もまた、心地よい…

「好きっす、大好きっすぅ」

 あぁ、わたしの心がこの言葉に蕩けてしまう…

 心が震えてしまう…

 このままビッケに愛され、愛したい衝動が…
 心を支配してくる。

「あぁ、ゆ、悠里さん、大好きっす…」

 あぁ…

 あぁ…

 あぁ…

「あぁ、び、ビッケぇ…
 わたしも…
 ビッケが…
 キミが…
 大好き…」

 大好き…

 大好きよ…

 心を抑える、押さえることが出来ない…

 いや、出来なくなっていた…

 いや…

 いや…

 本当に大好きだ、愛している…





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