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人質交換を託された女
第12章 籠城戦の行方
すると佐伯さんが、「どうすることもできなかった…」と言葉を繋いだ。その目には失望が映っていた。

私は「うん…」と頷いた。
「私たち女は…男性に力を行使されたら…欲望のはけ口にされることを拒めない…」

彼女も小さく「はい…」と頷き、理解を示してくれた。
「体を張って守ってくれて…ありがとうございます…」と彼女の目は潤んでいた。そして、再び不安の表情を浮かべた。
「私たち…どこかに連れて行かれるんですか…?」

私は首を左右に振った。
「大丈夫だから…最後まで諦めないで…独りで立ち向かおうなんて…考えないで…私もそんな無謀なことはしないから…一緒にここを出ましょう…」と伝えた。

彼女は深く頷いていた。

「行きましょう…」と彼女を促し、立ち上がった。
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