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12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第6章 2024年1月17日から1月19日


『ハァ…巴さん、…っ、ハァ、
……巴さん…好きです…』

「ふあぁあぁ、んんぅ
好きっ…すきぃ…ああぁんッ
港斗…くぅ…ん、好きぃい…ぃ」

彼に名前を呼ばれる度に
彼に好きだって言われる度に
ぎゅううと胸が締め付けられる。

彼が好きって

港斗君が好きって気持ちに

押し潰されて溺れそうだ。

「んああっ、好きぃ
港斗君…好きッ……んあぁあっ」

『狡い…です…よ…ッ
巴さんに…そんな風に言われたら…
出したく…なっちゃいます…から…』

ギュウウ…と自分の中が
彼にイって欲しいと強請る様に
ぎゅうぎゅうとペニスを締め付けて。

彼の射精を…強請ってる。

「んあぁあ、出してっ…
んんっ、出して……?」

唇を奪う様に塞がれて
パンパンと…音を立てながら
腰を激しく奥に奥に何度も
突き立てる様に押し込まれてしまって。

絶頂してるのに
その喘ぎを漏らす事も出来ずに。
彼の身体に…押しつぶされる様な
そんな恰好になっていて。
激しいピストンを受け入れるままになる。

自分の中で…絶頂が
何度も…連続で弾けて
真っ白の世界に…染まって行く。

『……くっ…ぁ、…巴さん…、
イク……、ハァ…、は…ぁ…ッ…』

ドクン…ドクン…と
自分の中で彼のペニスが
薄い隔たりの…0.02ミリの
コンドームの向こう側に
精液を吐き出しているのを感じて。

求められるままに抱き合いながら
熱いねっとりとしたキスを交わす。

グリグリと…脈打つペニスを
更に押し込まれてしまって。
ゾクゾクと…本能を刺激されて
背筋が…震えているのを感じる。

これじゃ…まるで…
自分の身体が…彼の…
港斗君の精液を…中に…
奥に出して欲しがってる…みたいだ。

しばらくの間…、
繋がったままで余韻を愉しんで
ズルッと…自分の中から、
彼のペニスが引き抜かれて。
自分の中に…まだ…
彼が入っていた時の感じが残っていて。

あった物が、自分の中から
無くなってしまって、
何だかさみしい気分になってしまう。

港斗が精液が溜ったゴムを
自分のペニスから外すと
口を縛って、ティッシュに包むと
ゴミ箱の中にそれを投げ捨てた。

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