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第5章 忍の告白「４月下旬・Portrait」

でも、美咲ちゃんは、完全に私のタイプ。

それに、商社マンの奥様たちって海外経験もあるから、外国人に抵抗感がないのか、平気だったけど。。。美咲ちゃんは、海外経験がないのは、子供の年齢からもわかったわ。それに、外国人に対して抵抗感があるのは、過去の公園のイベントでもわかっていたわ。

私がアブドゥラと話していると、まったく近づいてこないし、あとで、

「さっきお話しされていた外国の方とは、どういう御関係？」

と、明らか怯えている感じだったから。

今までの商社マンの奥様とは明らか違った。今までの商社マンの奥様って英語も堪能だし、海外経験があるから、普通に、アルパルスランやアブドゥラ、セドリックと話していたから、エッチの相手として紹介しても抵抗感はなったけど。。。

そこが違うと感じたわ。それに、年齢も。今までの商社マンの奥様って30歳代後半から40歳代が多かったわ。多分、浮気の一回や二回は経験している。そう、お互いに。旦那に浮気されたこともあれば、自分も浮気したことがある、そんな感じだったわ。

でも、美咲ちゃんは、年齢も若いし、そういう経験はないみたい。

それに、とりあえずは、美咲ちゃんを私は独占したかった。だって、可愛いから。なぜか、今までの商社マンの奥様って美人系は多いけど、可愛い系はいなかった。

あと、今までの商社マンの奥様って、異性愛ばかりで、男ありきで、私が加わると言っても、女性2人に男性2人みたいな感じだったわ。

でも、今回は、女性2人だけの世界から始めたかった。美咲ちゃんは、レズビアンという感じは当然ないけど、数日の付き合いで、押せば、受け入れてくれそうな感じがあったわ。

同性愛の経験もあった私だけど、完全なレズビアンは、ドロドロしていて、付きまとわれたり、別れるのに苦労したり、大変だったけど、美咲ちゃんは、既婚者。それに、レズビアンでも、バイセクシャルでもないから、そういうことは無さそうだと思ったということもあったわ。