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霧中の夢
第1章 霧中の夢
セックスする時は、いつも先に由美がエクスタシーに達していた。
僕が由美の身体の中でペニスが膨らむ時の感触がとても気持ちいいらしく先にエクスタシーを感じるようなのだ。
一緒に逝くことはあまりなかった。
でも、今夜は一緒に達したいと僕は思っていた。
僕はゆっくりと腰を動かした。
由美の身体を突く度に、甘い声が聞こえてくる。
「ゆ、優一さん、いい、いいわ…」
由美が濡れた声でそう言ってくる。
僕のペニスは熱い光に包まれていた。
ペニスの先端に徐々に光が集まり始めていた。
「ゆ、由美、今夜は一緒に逝こう…」
僕は射精するのを堪えながらこう言った。
由美はエクスタシーを迎える直前だった。
「う、うん、わかった…」
由美もエクスタシーを迎えるのを必死に抑えている様だった。
僕らの身体は柔らかく溶け合いお互いの身体の中に入っていった。
「由美、もう逝くよ…」
「ええ、私も逝くわ…」
暫くすると、僕のペニスは光に包まれ頂点に達して由美の身体の奥深くへと射精していった。
ペニスがドクンドクンと脈打つのを感じていた。