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霧中の夢
第1章 霧中の夢

「私が新しく恋をしてから?」
「そうさ、ちょっと時間が掛かるかも知れないけどね…」
「本当に私の所に会いに来てくれるの?」
「うん、会いに来るよ…だから、僕と約束して欲しい。必ず新しい恋をしてくれるってことに…」
「うん、分かったわ…頑張ってみる…」
「ありがとう、由美…」
僕らはまた深いキスをした。
由美が潤んだ目で僕を見つめてこういう。
「優一さん、私を抱いて…」
「うん、セックスしよう…」
僕らは深いキスをしながらお互いのパジャマのボタンを外し始める。
何故、今夜僕の身体が由美に触れることが出来るのかは分からなかった。
でも、事実今、僕は由美の身体に触れることが出来た。
深いキスをしながら、お互いのパジャマを脱がしてゆく。
自然と二人の息遣いが荒くなってくる。
僕のペニスに熱い光が集まって来た。
由美はパジャマの下に着ているタンクトップとショーツ1枚の姿になっていた。
僕も、パジャマを全部脱ぎトランクス1枚になった。
「寒くない?」
「うん、少しだけ寒い…」
僕はそれを聞くと由美の身体を毛布で包み温める様にして抱きしめた。
人の肌の温もりがこんなにも優しく柔らかだとは思わなかった。

