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ホワイトアダージョ 人妻が雪に閉ざされた山荘でセックス奴隷に
第2章 第二楽章 アダージョ

暖炉で薪がはぜる音が遠くから聞こえてくる・・・
ここは・・・どこ・・・?
目覚めてからもしばらくは自分がどこにいるのか思い出せなかった。
上半身を起こしまわりを見渡す・・・
雄一郎が隣で眠っていた。

自分の格好に気づく。
赤いハーフカップのブラはストラップが肩から抜け、乳房が片方露出している。
ハイヒールのパンプスは片方しかはいていない。
ショーツを着けていない股間からはどろりと白濁した雄一郎の精液があふれている。
(あ、そうだ・・・)
すべての記憶が戻ってきた。
どれくらい気を失っていたのだろうか・・・
あたしはフラフラと立ち上がってみる。
脚と腰ががくがくしている。

こんなに激しくしてもらったのは、久しぶりだった。
快感で失神したのも何カ月ぶりだろう・・・
まだアソコに雄一郎が詰まっているカンジが、残り火のようにあたしの官能をくすぶらせる。
(お風呂にはいりたいわ・・・)
あたしはバスルームに入った。

「ふーっ・・・」
温泉につかると、身体中から力が抜け暖かいお湯が隅々まで筋肉をほぐしてくれるようだった。
身体を伸ばし、気持ちの良いお湯を身いっぱい味わう。
バスルームの大きな窓からは、吹雪の中庭が見えていた。
(雪が熄んだら、露天風呂にお湯をいれて雄一郎とはいろう・・・)
などと頭の隅で考えているときに、中庭で何かが動くのがちらっと見えた。
(え?)
(何?・・・キツネ・・・?)
何かの動物だろうか?

あたしは浴槽から出ると、窓のそばまで行き目を凝らして見た。
何もいない・・・
(気のせいかしら。雪が重みで落ちて、樹の枝を揺らしたのかもしれない・・・)
気にするのをやめにして髪と身体を丁寧に洗った。
とくにアソコは念をいれきれいにした。
まだまだ雄一郎に可愛がってもらわなきゃ・・・

シャンプーを流しているとき、視線を感じた。
窓のほうに視線を向け、外の景色を凝視した。
でもそこは雪がしんしんと降っているだけだった。

(あたしどうかしてるわ・・・)

洗い終わってまた浴槽にはいる。
なんだか誰かに覗かれているような気分はなくならなかった。
少しコワクなってしまう。
急いでお風呂からあがるとバスタオルを巻き付けただけで、リビングに戻った。
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