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ホワイトアダージョ 人妻が雪に閉ざされた山荘でセックス奴隷に
第3章 第三楽章 メヌエット
雄一郎は聞き終わると、
「それって、あやの願望なんじゃない」
とニヤニヤしながら言った。

「ちがうわよー、そんなこと・・・」
「ホント? 見せたい願望と複数の男に姦られたい願望なんじゃないかな〜」

口では否定したけど、ホントは少しそういうことに興味があった。

少しどころか、心のどこかではそういう願望があるのかもしれない・・・

「ねぇ、あや、複数の男を相手にしたことある?」

あたしは少し考えて、二三の経験はそれに当てはまらないと判断し、外すことにした。

「ないわよぉ〜。いやだなぁ・・・」
「したいと思ってるんだろ? だってあやの『ケータイ官能小説』にはよくそういう状況がでてくるじゃん。あのケン君の小説だってとうとう姦っちゃったし・・・」
「うーん・・・どうかなぁ・・・」

あたしはごまかした。
「あの小説はみんなあやが書いているの? それともご主人が書いているのもある?」

それは雄一郎だけでなく、あたしのブログや小説の読者がみんな聞いてくることだった。

「全部あたしが書いているのよ。ダーリンはあたしの写真を撮ったり、こういうことをすればとか、口で言うだけ」

「ふーん、ご主人あやの裸とか他人に見られてもいいと思ってるのかな?」
「そういうところはあるわね・・・。お前が他の男に抱かれて乱れているところを見たいって、よく冗談ぽく言うけど、目が真剣なときがあるから」

「そういうことは今までなかった?」
「・・・そうね・・・なかったわ」

「機会があったら、してみたい?」
「うふふ・・・どうかしら」

あたしは笑って話しを逸らす。

その後雄一郎はいろいろとあたしのセックスについて聞いてきた。

アナルセックスはしたことがあるの? とか、レズの経験はあるの? とか、童貞としたことは? とか・・・たくさん。

あたしはしたことがないわよと答えたが、正確に言うとその中の少しは経験したことがあった。
雄一郎は好奇心が旺盛で、セックスもいろいろなことに興味があるみたいだった。

「そうかー、それじゃこれからぼくと一緒にいろいろ体験できるね」
「いやん・・・うふふ・・・」



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