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私立桐邦音楽大学附属中学校
第18章 小山田梨果と銭湯
「そ、そこの子は……まさかお前の彼女?」
「かかかかかか彼女じゃねーよ!」
「だ、だよな!こんな超絶可愛い子が室賀の彼女なわけねーよな!」
「どういう意味だよ!」
「うわー可愛い、メッチャタイプだわー…てかどっかで見たような……」
「室賀くーん、お取り込み中のとこ悪いけど紹介してくれる?」
ゴチンッ!!
「あいたたっ!お、小山田?」
弘斗と村上がコソコソとやりとりしている狭い間に小山田が割り込んできた。弘斗の顎に小山田の頭がゴチン!とヒットした。
「お、おう……村上、コイツはクラスメイトのお…小山田梨果だ。」
(目の前に小山田の髪が……いい匂いするー!!)
「室賀くんのクラスメイトの小山田梨果です。よろしくね!」
そしてCMで魅せてるような満面の笑顔。
「む、村上清晴です!室賀とは小学生時代の同級生なんだ。コイツとは出席番号が並びでね……」
村上は鼻の下を伸ばして長々と自分の話をしていた。
「ちっ!で、いくら?」
村上の話を断ち切るように訊ねる弘斗。
「ん?た、たしか中学生300円小学生100円……だったかな?そんな年齢の客来ないから知らんけどそう書いてある。」
「やたら安いけどその表示まで昭和のままなのでは?」
「ま、まあ気にするな。」
弘斗はちょうど1000円支払った。
「はい200円お釣りね。」
「え?」
「ん?中学生2人に小学生2人だろ?」
「んー!!んー!!」
高遠美月が遺憾の唸り声を上げていた。
「コイツもクラスメイトの高遠美月だ。よろしくな。」
高遠美月は無言でペコリとお辞儀をした。
「かかかかかか彼女じゃねーよ!」
「だ、だよな!こんな超絶可愛い子が室賀の彼女なわけねーよな!」
「どういう意味だよ!」
「うわー可愛い、メッチャタイプだわー…てかどっかで見たような……」
「室賀くーん、お取り込み中のとこ悪いけど紹介してくれる?」
ゴチンッ!!
「あいたたっ!お、小山田?」
弘斗と村上がコソコソとやりとりしている狭い間に小山田が割り込んできた。弘斗の顎に小山田の頭がゴチン!とヒットした。
「お、おう……村上、コイツはクラスメイトのお…小山田梨果だ。」
(目の前に小山田の髪が……いい匂いするー!!)
「室賀くんのクラスメイトの小山田梨果です。よろしくね!」
そしてCMで魅せてるような満面の笑顔。
「む、村上清晴です!室賀とは小学生時代の同級生なんだ。コイツとは出席番号が並びでね……」
村上は鼻の下を伸ばして長々と自分の話をしていた。
「ちっ!で、いくら?」
村上の話を断ち切るように訊ねる弘斗。
「ん?た、たしか中学生300円小学生100円……だったかな?そんな年齢の客来ないから知らんけどそう書いてある。」
「やたら安いけどその表示まで昭和のままなのでは?」
「ま、まあ気にするな。」
弘斗はちょうど1000円支払った。
「はい200円お釣りね。」
「え?」
「ん?中学生2人に小学生2人だろ?」
「んー!!んー!!」
高遠美月が遺憾の唸り声を上げていた。
「コイツもクラスメイトの高遠美月だ。よろしくな。」
高遠美月は無言でペコリとお辞儀をした。