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私立桐邦音楽大学附属中学校
第19章 小山田梨果の住む町

タッタッタッタッ……
廊下を駆ける上履きの音が近づき小山田が教室に入ってきた。
「ごめんなさい室賀くん。」
「い、いや。てか顔赤いけど大丈夫?」
「え?う、うん。それより待たせちゃった?」
「いや、いま教官室から戻ったところだよ。」
「そか、……馬場先生、なにか言ってなかった?」
「いや、特には。」
「そう…な、ならよかった。」
「……」
「あれ?室賀、まだいたのか。まさかお前も?」
内藤隆俊が教室に入ってきた。
「内藤……お前もってなんのことだ?」
「いや、なんでもない。……じゃあな室賀。小山田ちゃんもサンキューね、またよろしく。」
「う、うん、さようなら。」
内藤は教室から出て行った。
(はぁ……)
廊下を駆ける上履きの音が近づき小山田が教室に入ってきた。
「ごめんなさい室賀くん。」
「い、いや。てか顔赤いけど大丈夫?」
「え?う、うん。それより待たせちゃった?」
「いや、いま教官室から戻ったところだよ。」
「そか、……馬場先生、なにか言ってなかった?」
「いや、特には。」
「そう…な、ならよかった。」
「……」
「あれ?室賀、まだいたのか。まさかお前も?」
内藤隆俊が教室に入ってきた。
「内藤……お前もってなんのことだ?」
「いや、なんでもない。……じゃあな室賀。小山田ちゃんもサンキューね、またよろしく。」
「う、うん、さようなら。」
内藤は教室から出て行った。
(はぁ……)

