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私立桐邦音楽大学附属中学校
第20章 ノーパンノーブラ

「あいたたた……」
(も、もしかして小山田いま嫉妬してくれた?!)
振り返り小山田の顔を見ると頬を膨らませていた。
(かわっ!!やっぱりこっちがいい!!)
「うふふっ、仲良しなのですね。」
真田美幸が弘斗にニッコリと笑顔を見せた。
(こっちもまたかわいい!!)
「ど、ドラマ毎週見てます!」
「ありがとう。でも私たち同い年なんだから敬語はやめない?」
「う、うん……」
「美幸ちゃんエプロンなんかして店番?」
「そうなの、今日お父さん絵画教室行っててまだ帰ってこないの。」
「真田さん、まだお父さんの教室通ってくれてるんだ……」
「あ…うん……」
(小山田のお父さんが絵画教室?)
「……」
「……」
(ん??なにこの沈黙。)
「ご、こめん!お茶淹れるね。奥で座ってて。」
「う、うん。」
真田美幸はひらりとセーラー服の襟をなびかせて暖簾の奥に入った。
(やっぱ絵になるなぁ……)
「こらー室賀くんもみとれてないでこっち来て座りなよ!」
小山田は勝手知ったの如く店の奥の円テーブルの席に着いていた。
弘斗も小山田の向かいに座る。
「私のお宮参りの家族写真も七五三の撮影もここでしたんだよ。」
「へぇ。小山田が赤ちゃんの頃からの馴染みなんだね。」
「そ、ここの店長さんとも腐れ縁ね……美幸ちゃんはその娘さん。」
「く、腐れ縁って……そういえば小山田のお父さんは絵画教室やってるの?」
「え?!あ、うん……」
表情を曇らせる小山田梨果。角山や高遠が言っていた小山田家のイザコザに関わることだろうか。
(これ以上聞くのはやめておこう……)
(も、もしかして小山田いま嫉妬してくれた?!)
振り返り小山田の顔を見ると頬を膨らませていた。
(かわっ!!やっぱりこっちがいい!!)
「うふふっ、仲良しなのですね。」
真田美幸が弘斗にニッコリと笑顔を見せた。
(こっちもまたかわいい!!)
「ど、ドラマ毎週見てます!」
「ありがとう。でも私たち同い年なんだから敬語はやめない?」
「う、うん……」
「美幸ちゃんエプロンなんかして店番?」
「そうなの、今日お父さん絵画教室行っててまだ帰ってこないの。」
「真田さん、まだお父さんの教室通ってくれてるんだ……」
「あ…うん……」
(小山田のお父さんが絵画教室?)
「……」
「……」
(ん??なにこの沈黙。)
「ご、こめん!お茶淹れるね。奥で座ってて。」
「う、うん。」
真田美幸はひらりとセーラー服の襟をなびかせて暖簾の奥に入った。
(やっぱ絵になるなぁ……)
「こらー室賀くんもみとれてないでこっち来て座りなよ!」
小山田は勝手知ったの如く店の奥の円テーブルの席に着いていた。
弘斗も小山田の向かいに座る。
「私のお宮参りの家族写真も七五三の撮影もここでしたんだよ。」
「へぇ。小山田が赤ちゃんの頃からの馴染みなんだね。」
「そ、ここの店長さんとも腐れ縁ね……美幸ちゃんはその娘さん。」
「く、腐れ縁って……そういえば小山田のお父さんは絵画教室やってるの?」
「え?!あ、うん……」
表情を曇らせる小山田梨果。角山や高遠が言っていた小山田家のイザコザに関わることだろうか。
(これ以上聞くのはやめておこう……)

