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私立桐邦音楽大学附属中学校
第20章 ノーパンノーブラ

「おまたせー」
お盆を持った真田美幸が戻ってきた。
テーブルへお盆から三人分のお茶とお菓子を置いてくれる真田美幸。袖の三本ラインが印象的だった。
「ありがと美幸ちゃん。」
「い、いただきます。」
「室賀くん、私もお邪魔していいかしら?」
「もちろんだよ!美幸ちゃんと話しに来たんだから。」
(俺が聞かれたのになんで小山田が答えるんだよ!)
女子会的な会話で弘斗はほとんど蚊帳の外だったが、真田美幸がしてくれたドラマの裏話は興味深く楽しめた。
「俺もドラマ出れるかな?」
「エキストラでよければ今度出てみる?」
「お!室賀くん男子生徒Aだ!」
「さすがにそこまでの役はもらえないと思うけど……」
「え?」
訊くと“男子生徒A”の役を貰えるのも大変らしい。そんな世界で彼女はメインヒロインを演じているのだ。
「すごいんだね真田さん。」
「ううん、そんなことない……」
(ん……?)
彼女もまた何かを秘めた少女だと弘斗は感じた。
「室賀くん、真田さんって呼ぶと変態オヤジカメラマンを連想しちゃうから美幸ちゃんのことは美幸ちゃんと呼んでよ。」
「へ、変態オヤジカメラマン?!」
「あのー私のお父さんに容赦ないね梨果ちゃんは……」
「なんなら短小もつけよか?」
「タン塩??」
(タン塩が好きなのか。俺も好きだな……)
「コホン…で、呼び方の件だけどダメ?美幸ちゃん。」
「もちろんいいよ、仕事場でも皆さん“美幸”と呼んでくれてるし。」
「だってさ!良かったね室賀くん。」
「み、美幸……さん。」
「はい!」
(グハッ!!!)
お盆を持った真田美幸が戻ってきた。
テーブルへお盆から三人分のお茶とお菓子を置いてくれる真田美幸。袖の三本ラインが印象的だった。
「ありがと美幸ちゃん。」
「い、いただきます。」
「室賀くん、私もお邪魔していいかしら?」
「もちろんだよ!美幸ちゃんと話しに来たんだから。」
(俺が聞かれたのになんで小山田が答えるんだよ!)
女子会的な会話で弘斗はほとんど蚊帳の外だったが、真田美幸がしてくれたドラマの裏話は興味深く楽しめた。
「俺もドラマ出れるかな?」
「エキストラでよければ今度出てみる?」
「お!室賀くん男子生徒Aだ!」
「さすがにそこまでの役はもらえないと思うけど……」
「え?」
訊くと“男子生徒A”の役を貰えるのも大変らしい。そんな世界で彼女はメインヒロインを演じているのだ。
「すごいんだね真田さん。」
「ううん、そんなことない……」
(ん……?)
彼女もまた何かを秘めた少女だと弘斗は感じた。
「室賀くん、真田さんって呼ぶと変態オヤジカメラマンを連想しちゃうから美幸ちゃんのことは美幸ちゃんと呼んでよ。」
「へ、変態オヤジカメラマン?!」
「あのー私のお父さんに容赦ないね梨果ちゃんは……」
「なんなら短小もつけよか?」
「タン塩??」
(タン塩が好きなのか。俺も好きだな……)
「コホン…で、呼び方の件だけどダメ?美幸ちゃん。」
「もちろんいいよ、仕事場でも皆さん“美幸”と呼んでくれてるし。」
「だってさ!良かったね室賀くん。」
「み、美幸……さん。」
「はい!」
(グハッ!!!)

