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私立桐邦音楽大学附属中学校
第26章 身体測定

帰りのホームルームを終え小山田の姿を探したが教室にいなかった。
(あれ?どこいった?……もしや)
馬場教諭を疑ったが彼はまだ教室におり生徒の質問に答えていた。
次に内藤を疑ったが彼は机に座り何かを書き込んでいた。
(内藤が珍しく勉強か?)
「おーい内藤。お前が勉強なんて珍しいな。」
内藤の様子を見に行く。
「こういう勉強ならいつもしてるぞ。」
細かく書き込まれたノートだった。数字が羅列されているので数学かと思われた……が?
(うわ……クラスの女子の胸囲が全て……)
「なあ室賀。」
「な、なんだ?」
「俺は小山田ちゃんから生脱ぎ下着を貰ったんだが。」
遺憾だがその話は小山田本人から聞いていた。
「ちっ、それがどうかしたか?」
「今日盗み聞きした小山田ちゃんの胸のサイズさ。」
「あ、ああ……」
「アンダー64.5のトップ79だとブラのサイズはC65なんだよ。」
彼のノートには各女子の名前の横に数値から予測したブラサイズが記されていた。
その中の小山田梨果の項目をペンで示す。
「ああっ?何が言いたいんだ?」
「俺にくれたブラはB65なんだよ。」
「あっ……」
そういえばこの間一緒にファッションセンターで買った下着もB65だった。
「もしかして……」
「もしかして?」
「「大きくなった?!」」
ハモった。
「やったな!」
「おう!こんな喜びはないな!」
「よくぞ育ってくれた!」
「手塩にかけた甲斐があったな!」
「「うんうん!」」
「あたしは63の74になったんだよ。」
「え?!高遠?!おまっ!」
突然湧いて出た高遠美月本人が暴露した。
(あの時せっかく断腸の思いで去ったのに!!)
「だよな。お前その数値だとAカップだからスポブラ卒業できるぞ?」
「な、内藤……なぜ高遠がスポブラって知ってんだよ。」
「女子が噂してたの聞いたんだよ。」
「はぁ……」
(こいつは……)
「ほんとう?普通のブラ買えるってさ、室賀くん。」
「あ、ああ……良かったな……」
(と言ってもまだまだ小さいけどね)
「今から買いに行きたい。」
「おう、行ってこい。」
「室賀くん一緒にきて。」
「は?!」
「室賀くん、おまたせー」
「お、小山田?!」
(あれ?どこいった?……もしや)
馬場教諭を疑ったが彼はまだ教室におり生徒の質問に答えていた。
次に内藤を疑ったが彼は机に座り何かを書き込んでいた。
(内藤が珍しく勉強か?)
「おーい内藤。お前が勉強なんて珍しいな。」
内藤の様子を見に行く。
「こういう勉強ならいつもしてるぞ。」
細かく書き込まれたノートだった。数字が羅列されているので数学かと思われた……が?
(うわ……クラスの女子の胸囲が全て……)
「なあ室賀。」
「な、なんだ?」
「俺は小山田ちゃんから生脱ぎ下着を貰ったんだが。」
遺憾だがその話は小山田本人から聞いていた。
「ちっ、それがどうかしたか?」
「今日盗み聞きした小山田ちゃんの胸のサイズさ。」
「あ、ああ……」
「アンダー64.5のトップ79だとブラのサイズはC65なんだよ。」
彼のノートには各女子の名前の横に数値から予測したブラサイズが記されていた。
その中の小山田梨果の項目をペンで示す。
「ああっ?何が言いたいんだ?」
「俺にくれたブラはB65なんだよ。」
「あっ……」
そういえばこの間一緒にファッションセンターで買った下着もB65だった。
「もしかして……」
「もしかして?」
「「大きくなった?!」」
ハモった。
「やったな!」
「おう!こんな喜びはないな!」
「よくぞ育ってくれた!」
「手塩にかけた甲斐があったな!」
「「うんうん!」」
「あたしは63の74になったんだよ。」
「え?!高遠?!おまっ!」
突然湧いて出た高遠美月本人が暴露した。
(あの時せっかく断腸の思いで去ったのに!!)
「だよな。お前その数値だとAカップだからスポブラ卒業できるぞ?」
「な、内藤……なぜ高遠がスポブラって知ってんだよ。」
「女子が噂してたの聞いたんだよ。」
「はぁ……」
(こいつは……)
「ほんとう?普通のブラ買えるってさ、室賀くん。」
「あ、ああ……良かったな……」
(と言ってもまだまだ小さいけどね)
「今から買いに行きたい。」
「おう、行ってこい。」
「室賀くん一緒にきて。」
「は?!」
「室賀くん、おまたせー」
「お、小山田?!」

