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私立桐邦音楽大学附属中学校
第27章 高遠美月 初めてのブラ
結局4人で校門を出る一行。角山、小山田、高遠という学園の美少女大中小を連れた弘斗は大注目されていた。

(た、大変名誉だがこの状況は……)

結論を述べればまずこれから4人で高遠美月の下着を買いに行くことになった。

「私は浮気性の室賀の見張り番として付いていくわ。」

「俺がいつ浮気したよ……」

「フン!」

角山奏音はツンとしている。

「とりあえず私も下着屋さん付き合うよ。室賀くんとのお話はその後でもいいよね?」

「あ、え、うん……」

小山田梨果は“悩むくらいなら全部やろう”という性格なのだ。

「室賀くん、私は何色が似合うと思う?」

「えっ?!お、俺に聞くのか……」

隣を歩く高遠美月は弘斗を見上げて尋ねる。
角山の睨みに震える弘斗だった。


角山の勧めで彼女行きつけの店に行くことになった。
どこまで連れて行かれるんだか長々と列車に乗って都心に向かうようだ。


「ってなぜ銀座?!」

「室賀は銀座初めて?」

「いや、山村楽器にたまに来るよ。」

「あーそうだよね。ふふふっ」

学園一番人気の角山。ツンとされてもたまに見せる笑顔がさすがに魅力的だ。

「みて!あのお店可愛い!」

活発な少女小山田梨果、制服の短いスカートから伸びる白い生脚がいかにも駆け出しそうで眩しい。

「室賀くん何色がいいと思う?」

小動物系だがめったに人に懐かない高遠美月、だが逆に懐かれると可愛さこの上ない。

銀座という大人の街でも明らかに目を惹く制服美少女たち、そんな彼女らと並んで歩くのが誇らしかった。


「ここだよ。私の下着はいつもここで揃えてるんだー」

「下着屋なのに路面店?!」

「凄いお店だね。」

明らかに高級な佇まいだ。さすが角山家令嬢である。

「美月の初めてのブラなんだからきちんとしたお店で買った方がいいと思って。」

「ほえー……」

「じゃあ早速入ろうよ。」

「そうね。」

小山田と角山が店内に入る。

「高遠も行っておいで。」

「室賀くんも行くんだよ。」

「いや、行かないし。」

「一緒に行くって言った。」

「言ってない!」

「じゃあ来て。」

「行かない。」

「グスン……」

「ちょ……」

涙ぐむ高遠美月。
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