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私立桐邦音楽大学附属中学校
第4章 パンチラ
在宅中も弘斗の頭の中は小山田梨果でいっぱいだった。
(ううっ!小山田……)
独りになると小山田の下着姿を思い出して何度もそういう行為をしてしまいその度に罪悪感に苛まれていた。
朝の通学電車は下りなので余裕で座れる。だがその代わりに降りる駅を寝過ごす事が弘斗には度々あった。
「はっ!一駅寝過ごした!くそっ、せっかく間に合う時間に家出たのに……」
学校の最寄り駅から一つ先の駅で慌てて降りた。
「ああ……混んだ上り列車で戻らねば。」
反対側のホームで上り列車を待つ。腕時計を見るとまだホームルームにはギリギリ間に合う時間だった。
「……ん?あれは……」
小山田梨果がいた。しかも男と一緒だ……
「誰だあいつ……」
他校の制服を着た長身でガタイのいい男子だった。笑顔で会話する2人を見て弘斗は胸を締め付けられる思いがした。
上り列車が到着し、弘斗は小山田に見つからないよう一つ前の車両に乗る。
(小山田が男と会話する姿を初めて見た。一体あいつは誰なんだ?もしや彼氏……)
降りるはずだった駅に到着して満員電車から降りる。
小山田は1人になって改札へ登る階段へ向かっていた。他校の男はそのまま電車に乗って行ってしまったようだ。
弘斗も階段に差し掛かり小山田の後ろ姿を見上げる。
(わわわっ!スカートが!)
(ううっ!小山田……)
独りになると小山田の下着姿を思い出して何度もそういう行為をしてしまいその度に罪悪感に苛まれていた。
朝の通学電車は下りなので余裕で座れる。だがその代わりに降りる駅を寝過ごす事が弘斗には度々あった。
「はっ!一駅寝過ごした!くそっ、せっかく間に合う時間に家出たのに……」
学校の最寄り駅から一つ先の駅で慌てて降りた。
「ああ……混んだ上り列車で戻らねば。」
反対側のホームで上り列車を待つ。腕時計を見るとまだホームルームにはギリギリ間に合う時間だった。
「……ん?あれは……」
小山田梨果がいた。しかも男と一緒だ……
「誰だあいつ……」
他校の制服を着た長身でガタイのいい男子だった。笑顔で会話する2人を見て弘斗は胸を締め付けられる思いがした。
上り列車が到着し、弘斗は小山田に見つからないよう一つ前の車両に乗る。
(小山田が男と会話する姿を初めて見た。一体あいつは誰なんだ?もしや彼氏……)
降りるはずだった駅に到着して満員電車から降りる。
小山田は1人になって改札へ登る階段へ向かっていた。他校の男はそのまま電車に乗って行ってしまったようだ。
弘斗も階段に差し掛かり小山田の後ろ姿を見上げる。
(わわわっ!スカートが!)