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私立桐邦音楽大学附属中学校
第4章 パンチラ
桐邦学園の女子制服のスカートは階段を登る時パンチラギリギリなのだ。
周りを見ると見知らぬ男たちも小山田の後ろ姿を見上げ、下着の露出を期待しているようだった。

(くっそっ!!あいつ確か生パン……)

心配したのも束の間、なんと小山田は階段の途中で立ち止まり前屈みになってソックスを上げるという暴挙にでた。

(げっ!!ああっ!!!)

階段下からスカートの中身がモロに見えてしまっていた。ラッキーと言わんばかり男たちがその純白に視線を集中させていた。

弘斗は階段をダッシュで駆け上がると小山田の真後ろについて男たちの視線の壁となった。

「あれ?室賀くん。おはよう。」

(げっ!み、見つかった!)

「お、おはよう……」

(呑気におはようじゃないよ……)

「どうしたの?そんなに汗かいて。」

「い、いや。なんでもないよ……」

「そう…じゃあ行こっか。」

「えっ?」

「学校行くんでしょ?」

「い、一緒に行ってくれるの?」

「え?てか行き先同じじゃん。あはははは!」

「あ、あははははは……」

小山田と一緒に登校なんて弘斗にとって夢のようだった。そっと小山田の横顔をみる。

(か…かわいい……!!)

しかしさっきの男との関係が気になって仕方がなかった。

(き、緊張して喋れねー!)

憧れの角山奏音とは気楽に話せるのになぜか小山田とは話せなかった。

(せ、せっかく2人きりなのに!何か話さないと……さっきの男のこと聞かないと…)

しかし時は無常、校門が見えてきてしまった。

「時間ギリギリだよ!室賀くん走ろう!」

「お、おう……」

(とほほほほ……)


小山田のおかげで遅刻は免れたが恋心と走ったせいで鼓動がしばらく収まらなかった。
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