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私立桐邦音楽大学附属中学校
第4章 パンチラ
「えっ?!内藤くん?!室賀まで?!そんなとこでなにしてるの?!」

(やばっ!みつかった!!)

「お、おう角山。久しぶり……」

「朝話したばっかじゃん………ってもしかして見た…?」

「え?何のことだ?」

「わ、私の……パ……ン……」

「見てたよ。」

「わわっ!高遠?!どこから湧いて出た?!」

「美月?」

「この2人さっきから階段の下で女の子のスカートの中覗いてたよ。」

「え?…わ、私のが見たかったんじゃないの?」

弘斗を睨む角山奏音。

「えっとー…」

「……誰のでもよかったの?」

「そ、そうじゃなくて!」

「さ…サイテー!!」

角山奏音は去っていってしまった。

「あーあ、奏音怒らせちゃったね。」

「あーあじゃないよ高遠……」

(お前のせいでもあるだろチビッ子め!)

「あたしの見たい?」

スカートの裾を両手で握る高遠美月。

「いや別に。」

(お子様には興味ないぞ)

「そう……」

しょんぼりする高遠美月。

「……」

「……」

「ほけんしつ。」

「え?」

「内藤くん。」

「あ……」

内藤を保健室に連れて行った。
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