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私立桐邦音楽大学附属中学校
第6章 肘に伝わる感触
「おい!室賀!」
「な、直江?お前帰ったんじゃなかったのか?」
「角山が俺とすれ違いにここに入って行ったから気になってな!てかあいつ泣いて出て行ったぞ!お前角山に何した!」
角山奏音に惚れている直江としては腹立たしい光景だったであろう。怒りを露わにしていた。
「おいおい、なに怒ってるんだよ?俺は何も…」
弘斗は包み隠さず直江にその数分の出来事を話した。
「話はわかった。…が2点ほど気になることがある。」
「お前企業の部長みたいなセリフ回しだな……まぁ言ってみろ。」
「ひとつめは……お前ら角山のパンツ見たのか?」
「ああ。」
「殺す!」
殺意丸出しだ。
「ちょ!ちょっとまて!ふたつめを聞こう…」
「ふたつめ?ふたつめは……なんでさっき角山は泣いていたのか。」
「……」
「はぁ……お前は鈍感な奴だな。」
直江はそう言うと落ち込んだ様子で帰って行った。
「な、直江?お前帰ったんじゃなかったのか?」
「角山が俺とすれ違いにここに入って行ったから気になってな!てかあいつ泣いて出て行ったぞ!お前角山に何した!」
角山奏音に惚れている直江としては腹立たしい光景だったであろう。怒りを露わにしていた。
「おいおい、なに怒ってるんだよ?俺は何も…」
弘斗は包み隠さず直江にその数分の出来事を話した。
「話はわかった。…が2点ほど気になることがある。」
「お前企業の部長みたいなセリフ回しだな……まぁ言ってみろ。」
「ひとつめは……お前ら角山のパンツ見たのか?」
「ああ。」
「殺す!」
殺意丸出しだ。
「ちょ!ちょっとまて!ふたつめを聞こう…」
「ふたつめ?ふたつめは……なんでさっき角山は泣いていたのか。」
「……」
「はぁ……お前は鈍感な奴だな。」
直江はそう言うと落ち込んだ様子で帰って行った。