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私立桐邦音楽大学附属中学校
第8章 スカートたくし上げ
「……俺が小山田ちゃんを勧めない理由はもう一つある。」
内藤隆俊は足元の石ころを蹴りながらそう言った。
「な、なんだよ?」
「室賀には悪いが俺は前から小山田ちゃんがお気に入りたからだ!あはははは!」
「はぁ?!マジかよ!お前誰だっていいんじゃないのかよ……」
「そんなことはねーよ。もちろん角山のパンティにはやられたけど最初のキッカケは小山田梨果一択だぜ?」
「……」
「しかもお前みたいに塾の広告見て惚れた“にわか“勢とは違うんだよ。俺は前から小山田ちゃんが学園一の美少女だって言ってたろ?」
「ま、まあそうだが今俺は本気で小山田が……」
「そりゃ解ったがどっちにしろ“ヘタレの室賀くん”には小山田と付き合うなんて夢のまた夢だから心配してないどなー」
(うぐぐぐ……)
返す言葉もなかった。
弘斗が内藤とそんな話をしていると背後から澄んだ声がかかった。
「内藤くーん。」
内藤隆俊は足元の石ころを蹴りながらそう言った。
「な、なんだよ?」
「室賀には悪いが俺は前から小山田ちゃんがお気に入りたからだ!あはははは!」
「はぁ?!マジかよ!お前誰だっていいんじゃないのかよ……」
「そんなことはねーよ。もちろん角山のパンティにはやられたけど最初のキッカケは小山田梨果一択だぜ?」
「……」
「しかもお前みたいに塾の広告見て惚れた“にわか“勢とは違うんだよ。俺は前から小山田ちゃんが学園一の美少女だって言ってたろ?」
「ま、まあそうだが今俺は本気で小山田が……」
「そりゃ解ったがどっちにしろ“ヘタレの室賀くん”には小山田と付き合うなんて夢のまた夢だから心配してないどなー」
(うぐぐぐ……)
返す言葉もなかった。
弘斗が内藤とそんな話をしていると背後から澄んだ声がかかった。
「内藤くーん。」